群馬で暮らす先々を考えて

Concept

共にお仕事をされているご夫婦。この先も群馬で暮らしていくなら、アパートやマンションより一戸建てをと土地探しから始められ、通勤の都合がよく環境のいい場所を見つけ、家を建てられました。新居で暮らしを始められて半年。住み心地をお聞きしました。

Data

建築面積 89.84㎡ 27.18坪
延床面積 132.43㎡ 43坪
オール電化・高気密高断熱・耐震

目指したのはシンプルな暮らし

目指したのはシンプルな暮らしを好む私たちらしいシンプルな間取り。ムダは省きたい一方で、広い廊下は作りたかったので、それが実現できて嬉しかったです。せっかく戸建てを建てるのだから納得のいくものにしたいと、草処さんには思いをたくさん伝えましたが、私の様々な要望を形にしてくれました。家づくりに関しては、自分でも情報を沢山集めて、インスタグラムを中心に家を建てた人が発信する情報を参考にもしました。大変なところもありましたが、私は家について考えることも、打ち合わせもとても楽しかったです。

そして思った通りの家が完成しました!特に気に入っているのは間取りで、ムダな動きをせずに家事や育児ができ生活がしやすいことです。こうしておけばよかったとかここが、、、というところは特にありません!この家で3人で過ごす時間を大切に楽しみたいと思います。

ご要望の広い廊下は玄関からまっすぐに伸ばしました。天窓を設け、一日中明るい廊下にしました。この廊下を境にパブリックスペースとプライベートスペース分けました。

広く明るい廊下は、お友だちから「廊下がいい」とほめられるそうで、ご主人も「この廊下が好き。家に帰って玄関を開けるのが楽しみ」とおっしゃいます。最近は廊下はムダなスペースと考える方も増えていますが、このようにコンセプトをきちんとすれば有効でやすらぎを生む空間を作ることができます。

パブリックスペースのうち、暮らしの中心となるリビングダイニングキッチンは約25畳。大きく取った南側の開口部から続くテラスを入れると約33畳になります。テラスは屋根付きで十分な広さがあり、洗濯物干しとしてだけでなく使い勝手抜群です。

キッチンはオープンタイプですが、ダイニングからは手元が見えない仕様。おふたりがいつもきちんと片付けていらっしゃるのに加え、キッチンが見えすぎないことによりリビングダイニング全体がとてもすっきりした印象になります。キッチンからつながる洗面、バス、トイレへの開口部を天然木のルーバーでさりげなく隠しました。

3人分の居室は4.5畳にするかもっと広くするか迷っておられたので、5.2畳を提案。ちょうど良かったとの評価をいただきました。

担当

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設計●草処晋一

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プラン・コーディネート●吉田実菜美

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