どこを取っても好きですが、私は特にLDKの木を貼った天井が気に入っています。当初は壁と同じ白のクロスで仕上げる予定でしたが、中野さんの提案を受け木を貼りました。この天井も友人によく褒められます。軒天からLDKから玄関と天井の木がつながる空間、本当に最高です。歳を取ったら、このLDKとLDKにつなげた居室、このあたりで過ごすんだろうなとか、まだまだ先の暮らしまで具体的に頭に浮びます。
二人とも身長があるので一般的な高さのキッチン、洗面所は腰を屈めて使わなければならず、毎日のこととなると本当に大変でした。この家は私たち二人に合わせたので、平均的な身長の方だとキッチンは高すぎるし、洗面の鏡に顔が全部入らない。ここまで振り切った間取りなのにどこもカッコいい。友人の中には「このまま売ってくれたらいいのに」なんていう人もいますし、知人の一人は私たちの家とは知らずに「窓の形と配置がいい家ができた」と思っていたと言います。
早いもので入居から1年。それまで暮らしていた夫の実家から道を隔てただけなのに、季節ごとにいろいろな発見がありました。特に桜の季節は最高でした。借景の桜がダイニングの窓いっぱいに見えるんです。毎日花見をしながら食卓を囲むという贅沢を楽しみました。
私たちがいろいろと細かいことまでこだわった中で、中野さんのアドバイスを聞いてよかったなあと思うのはバスルームの窓。窓はなくても…と思っていましたが、「昼間の空を見ながら入る風呂もいいですよ」と言われ。やってみたら本当によかった。忠告を聞いておけばよかったと後悔しているのはスロップシンクと水栓で、「これだと水が跳ねますよ」と言われた通り水が跳ねます(笑)。
草処建設は工事が始まってからも打ち合わせをしながら細かなことを決めていけるのがよかったです。中野さんには本当にお世話になりました。